卵巣刺激時のLH由来の成分が、遺伝子組み替えか尿由来かで臨床成績に違いが出るか調べた報告をご紹介いたします。 Reproductive Biology and Endocrinology (2021) 19:182 外因性ゴナドトロピンの投与は、複数の卵胞の発育を可能にします。卵胞の発育には、卵胞... 続きをみる
2021年12月のブログ記事
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ジドロゲステロンの周期的および連続投与は、子宮内膜症の女性の慢性骨盤痛を軽減するのに効果的
子宮内膜症治療にジドロゲステロンが有効という報告をご紹介いたします。 Fertility and Sterility Vol. 116, No. 6, December 2021 0015-0282 子宮内膜症は、慢性骨盤痛、月経困難症や卵巣予備能の低下、胞状卵胞数の減少、および抗ミューラー管ホル... 続きをみる
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プロゲステロン投与後の子宮内膜の厚さの変化は、正倍数性凍結胚盤胞移植の妊娠に影響を与えない
今回、正倍数性の凍結胚盤胞移植においてホルモン調整周期でプロゲステロン投与後の内膜の変化は妊娠に影響しないという報告をご紹介いたします。 Fertility and Sterility Vol. 116, No. 6, December 2021 0015-0282 子宮内膜の受容性とは、分泌中期... 続きをみる
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スウェーデンの子供の約4%は、IVFやICSIの生殖補助医療によって妊娠しています。患者や社会への負担を最小限に抑えるためには、出生率を可能な限り上昇させることが重要です。媒精cIVFにするかICSIにするかはswim up後の精液所見によって決まることが多いです。精子DNA断片化指数(DFI)が... 続きをみる