2021年4月のブログ記事

  • 卵巣予備能低下している方は正倍数性の胚盤胞の発生率が低い

    出産に至るために重要な要因として卵の質がありますが、加齢により卵の質と量の両方が低下することは確立されています。それでも、卵巣予備能指標である抗ミューラー管ホルモン(AMH)や卵胞数(AFC)は、女性により大きなばらつきがあります。 このような卵巣予備能の低下(DOR)している女性は、卵の量だけで... 続きをみる

  • 男性にビタミンEを服用した場合、IVFの結果に影響するか

    男性因子の不妊症は、不妊症のカップルのほぼ50%に影響を及ぼすと報告されています。世界保健機関(WHO)の基準に従った精液検査は男性不妊の検査の基本ですが、不妊状態の予測因子としては限界があります。 DNA断片化や活性酸素測定などの他の方法において、WHO基準で正常と見なされた精子でも異常な結果が... 続きをみる