2019年11月のブログ記事

  • 経口GnRHアンタゴニストは子宮筋腫諸症状に効果がある

    内服のGnRHアンタゴニストであるレゴリックスの保険適応として子宮筋腫の諸症状があります。レゴリックスは下垂体前葉のGnRH受容体を競合的に阻害するため、LHとFSHの分泌が直接阻害されます。LHを抑制することで、体外受精の排卵抑制効果にも注目されています。 今回、子宮筋腫関連疼痛を経験している患... 続きをみる

  • 凍結期間は精子に影響するか

    精液の凍結保存は、さまざまな細胞レベルで損傷を引き起こすと報告されており、精子の長期凍結保存において、運動精子に損傷を与える可能性があります。 提供精子を用いて凍結保存の影響を検討している報告をご紹介いたします。 2019年10月 Fertility and Sterilty ”Long-term... 続きをみる